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Garakutaya 

かなりマイペースですが創作状況を主に更新してます

 

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小説「restoration」のお話「キャラクターその三」ここのつ編

20130704サントジルマ60_min


お久しぶりの更新です。

今日もオリジナル小説の創作「restoration」の ここのつ作 編 第三弾です(笑)←ナンダソレw

1ヶ月以上経ってしまっていたので、広告バーン!(笑)

ほんと一日、一週間、一ヶ月と流れるのが早くてどうしようも追いつかない今日この頃でゴザイマス。


このキャラクター紹介の合間に他のネタの記事でも隙あらば…と思っていたのですが、思ってただけで

全く余裕ありませんでした。

仕事作業の合間にこっち進めるだけで精一杯でした(笑)


しかしまぁなんとか続けて創作日記もやっていけてるじゃない…まだ3回目だけど(笑)

一回目が何故敵役から始まったのかナゾですがw、二回目にようやく主人公達紹介できて、今回3回目。

3回目も敵の方の脇役紹介です。


確か前回のブログでも書きましたが、わたしが個人的に気に入ってる変なキャラクターです。

このキャラクターもわたしではなく、ここのつさんが作られたキャラクターなのですが、精一杯わたしの脳ミソで

妄想した所、結果的にこうなりました(笑)


とりあえず、詳細は後ほどという事で、まずはどんなキャラなのかをいつもどおり私の独断と偏見で小説の中から

ご紹介したいと思います。

因みにメインキャラではないので、絵的にカッコイイとかかわいいとかそういうのはあまりありません(笑)


それでは、お時間のある方は是非、お付き合い頂けると幸いです。

(画像はクリックすればもう少し大きく見れます)







― サントとジルマ ―




扉をくぐった先は広間であった。
先程まで男が歩いていた通路とはうってかわって、青白く冷たい灯りに満ちている。
壁のあちらこちらに小さなくぼみがあり、そこに収まっている拳ほどの大きさの石が光源となって、部屋全体を照らしているのだ。

青く静謐な広間のあちこちには石造りの長椅子がいくつも並んでいて、その居並ぶ長椅子の向こう側、部屋の奥に鎮座する簡素な祭壇の周囲に、男は二つの人影をみとめた。

 
 手持ちのロウソクを吹き消して、やはり音もなくその人影に近づく。祭壇まで半分を切ったところで、人影のうち一つが男に顔を向けた。




20130619 60_min




人影は甲高い声で男の名を呼んだ。その声で、ようやくもう一つの人影も、今しがた部屋に入ってきた男、オットーの存在に気がついた。



「状態はどうだ?」


 オットーはそう言って、祭壇の前で足を止めた。
視線を落とした祭壇の上には、一人の少年が横たわる。背格好は十歳程度で、部屋を満たす青い光の内に映える赤毛がよく目立った。


仰向けに横たわる少年の体を覆う白布にはおびただしい血が滲み、幽かに青白く輝く祭壇の石にもその周りにも、赤黒い飛沫が散っていた。










「キレーな死体だったねえ。ここに運ぶまで時間かかったハズだけど、
 最初見てビックリしたよお。
 死にたてみたいなイキのいい死体でさ。
 昔は死体といえば、お墓から掘ってきたもんでねえ、
 葬式なんかあったら喜んでたもんさあ。新鮮な実験材料が手に入るからねえ」

 

20130610 80_min



もう一人の白衣の男が、口中でアメ玉を転がしながら口を挟んだ。話を遮ったその男の顔を、サントは顔を曇らせて睨みつけた。祭壇を挟むようにして立つ二人の視線が交わる。
その二人の容貌は、鏡に映したように、細部の造作までが瓜二つであった。












誰もが無言のまま、いくばくか時が過ぎた。
ふと、それまで首を緩やかに揺らしながらアメ玉を舐めていたジルマが広間の入口に視線を向ける。

直後、ボロボロの扉が勢いよく開け放たれ、一人の少年が広間に飛びこんできた。
 祭壇の上の少年と同じぐらいの年格好をした、白髪でオッドアイの少年だった。

広間を満たす青い光が、抜けるような少年の白い肌を照らし、薄氷のように儚げなその顔つきを際立たせていた。


「オットー! イーグはどうなったの!?」


 オットーが答えるより早く、少年の視線が祭壇に向かった。すぐさま少年は祭壇へと駆け寄って、語気荒く言い放った。


「イーグ! イーグ! 起きてよ! ……サント、ジルマ、答えろ! イーグは助かったんじゃないのか!?」


 細身の、ともすれば病弱にも見えるその体躯に似合わぬ剣幕に、サントは一瞬たじろいだ。サントから困惑の視線を向けられたオットーは、ただ一言、


「サント。説明してやれ」
と、呟くように言った。

 サントは先程オットーに話した内容をもう一度説明し始めた。その間、少年は辛抱強く押し黙っていたが、両の拳はしかと握りしめられ、肩口がかすかに震えていた。



20130614002 80_141k min




フルグルの唐突な申し出に、サントは目を剥いて言葉を失う。

これまで一部始終を黙って聞いていたジルマはここにきて、くつくつと声を殺して笑い始めた。











20130704 80_370kmin









一回目に紹介した「オットー」もここのつさんの作られたキャラクターはかなり重要なキャラで

それをわたしが書き出したものですが、結構あっさり一発で決まった割に今回の「サントとジルマ」に至っては

準脇役な割に実は結構自分では何回も書き直して今に至ります。


元々「おかしなキャラ」というイメージはもちろん、最初のイメージが道化師っぽいものが頭に張り付いてしまったのですが

それをどういうキャラクターにすれば愛着がわくんだろう…と初めに作られたものがかなり子供っぽいものに(笑)↓



サント ジルマ_151k min



これじゃあどう見てもせいぜい「12~15歳」位(笑)

フルグルとあんまり変わらない。これではいけないw

それで自分でどうしても「なんかもうちょっと不気味さ加減が欲しい」っていうのと、

ここのつさんのリクエストで髪型を今の形に変えました。


別に愛着わかなくてもいいような気もするんですけどね(笑)
全キャラに愛着わく作りにするべきなのか田舎(否か)w

愛着は持たせたいけど客観的に見れるようにしないと…と試行錯誤した結果今に至ります。


TOPで描いてあるラフカラーは7年前の二人で20歳前後位で若めに描いてます。

すぐ上のキャラクター説明の二人は現在の二人として描きました。
気持ちジルマなんかがオッサン臭いというか兄ちゃんくさいかなと勝手に思ってます。


とりあえず初めから終わりまでキチガイ兄弟といった感じですね

それ以上でもそれ以下でもなく(笑)

もっと気持ち悪くしてもいいかなと思ったんですが、言動がかわいい所があったりするので(特にジルマ)

そこまで気持ち悪いキャラにできませんでした(親心?)

まぁこの人達のおかげでイーグ(主人公)は蘇ったり、フルグルも成長できなかったりする訳ですが(笑)

是非そこら辺は実際本編を読んで頂ければと思います。



さて、次回はいよいよ主人公と一緒に行動する自警団のおっさんとオネーサンを紹介したいと思います!

これはわたしが作ったキャラクターなので、イーグとフルグル同様

同じ「restoration」もうひとつのお話でもかぶるキャラクターです。

なのですが、進めていく内にお互い同じキャラなのに髪の色とか性別とかいろんな面で違いが出てきてるので

元々わたしが作ってたものより少しずつ変更を加えて顔は同じだけど色々ちょっと違う仕様にしていく事を

楽しみながら描いていきたいと思います(笑)


ここのつさんがいい感じのオッサンに仕上げて下さってるので読むわたしとしても

「こんなオッサン本当にいたらいいよなぁ…」と思ってしまいます(笑)

オッサンといっても30代前半なので自分からすればたいしたオッサンではありません。

最早ただの兄ちゃんです(笑)

わたしから見た本当のオッサンはオットー辺りですね。


それでは、また少しでも見て楽しんで頂ける方がいらっしゃればありがたい限りです。









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十音馬鹿 らびまる

Author:十音馬鹿 らびまる
 「画楽駄屋」

2010年~絵描き復活して万年修行中

オリジナルメインでたまに版権描き

アニメとか漫画の話題に結構疎いです

☆インテリア/雑貨/犬/服飾/アート
/写真/ロック/ナチュラル すきです☆


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